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洗濯機の蛇口 使用後は開けっ放し?

こんにちは。稲冨設備株式会社です。

10月も半ばを過ぎ、朝晩は寒さを感じる季節になりましたね。

急な気温の変化で慌てて衣替えをされた方も多いのではないでしょうか。

そんな時、大活躍してくれるのが洗濯機ですよね。

ご家族の人数が多いご家庭であれば毎日洗濯機がフル稼働ということもあるかと思います。

 

そこで現在 洗濯機をご使用中の皆さまに質問です。

 

「洗濯機の水栓(蛇口)、使用後は閉めていますか?」

 

使用後もそのまま蛇口を開けっ放しにしているという方、意外と多いのではないでしょうか。

今回のブログでは洗濯機の蛇口を開けっ放しにするリスクと正しい使用方法について調べてみたいと思います。

 

 

 

洗濯機の蛇口を開けっ放しにするリスク 

洗濯機の蛇口を開けっ放しにしておくことのリスクを4つ紹介します。

 

 

 

給水ホースが外れた場合

洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていると、万が一ホースが外れてしまった場合、水漏れが起きます。

蛇口から給水ホースが外れた場合、または洗濯機から給水ホースが外れた場合、どちらの場合でも水漏れする可能性が高いでしょう。

普段あまり触ることのない部分ですが、なんらかの衝撃が加わる事で外れる可能性があります。

過去には地震の影響で給水ホースが外れてしまい水漏れした、というトラブルもあったそうです。

 

 

 

 

 

オートストッパーをしていても水漏れする

給水ホースが外れたら自動で水を止めてくれるオートストッパーと呼ばれる物もあります。

ですが、このオートストッパーを取り付けていても必ずしも安全と言うわけではありません。

オートストッパーが作動するのは蛇口から給水ホースが外れてしまった場合のみです。

仮に洗濯機側から給水ホースが外れた場合や、ホースの劣化などにより穴が開いてしまった場合などには作動しません。

いつどのような形で水漏れが起こるかは誰にも予測できないのですから、やはり毎回蛇口を閉める事で水漏れを防止する事が大切です。

 

 

 

 

 

水圧がかかって故障の原因となる

洗濯機の蛇口を開けっ放しにしていると、給水ホースとの接続部分には常に水圧がかかっている状態となります。

短期間では問題にならずとも長期間続けることで少しずつパッキンの劣化が進み、傷んだ部分から水漏れが起きる可能性があります。

 

 

 

 

 

給水栓・ジョイントが破損しやすくなる

洗濯機の蛇口を開けっ放しにすることで、給水ホースだけではなく給水栓やジョイントにも水圧がかかり続けます。

一般的に蛇口の耐用年数は5年から10年が目安と言われていますが、この目安は常に蛇口が開けっ放しで水圧がかかり続ける状態は想定されていません。

使用するたび、その都度 蛇口を閉じることを前提とした目安です。

つまり、蛇口を開けっ放しにすることで長期間水圧がかかり続け、想定より劣化を早めてしまうでしょう。

水漏れトラブルを防ぐだけでなく洗濯機を良い状態で長く使用するためにも、蛇口は毎回閉めることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

洗濯機まわりで水漏れが発生した場合

もしも洗濯機まわりで水漏れしてしまったら、早急に対処が必要です。

まずはすぐに水を止め これ以上の水漏れを防ぎましょう。

 

 

 

すぐに洗濯機の蛇口を閉める

洗濯機から水漏れしていることに気づいたら、すぐに洗濯機の蛇口を閉めて下さい。

蛇口を閉めたら次に電源コードを確認しコンセントから抜きましょう。

電源コードが濡れてしまうと感電する恐れがあります。

もしも濡れてしまった場合は、よく水分を拭き取り しっかりと乾かしてください。

水分が残った状態で電気を使用することは大変危険です。絶対に避けてください。

 

 

 

 

 

水を拭き取る

蛇口を閉めコンセントを抜いたら、次は漏れてしまった水を拭き取っていきます。

その際、洗濯機本体が濡れている場合はその周辺、高い位置から順に拭いていきます。

漏れた水量が多い場合は床下にしみ込んでいく可能性もあるので出来る限り手早く、しっかりと拭き取っていきましょう。

 

漏れた水の量が多く床下まで浸水してしまった場合はすぐに対処して階下に被害が及んでいないかを確認しましょう。

アパートやマンションの場合、階下にお住いの方にまで被害が及ぶ可能性があります。

すぐに管理会社やオーナー様へ連絡し確認してもらいましょう。

 

 

 

 

 

部品の交換・洗浄・つけ直し

給水ホースの劣化など部品の取替えが必要な場合は新しいものと交換します。

給水ホースを交換する場合は蛇口をしっかり閉め、ホースの中の水分をしっかり排水した後で取り外します。

また接続部分のパッキンが劣化している場合も交換をおすすめします。

汚れが目立つ場合は綺麗に洗浄してつけ直してください。

ナットが緩んでいる場合は閉め直してください。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

洗濯機の蛇口は開けっ放しにしておくと水漏れや劣化の原因になります。

万が一、水漏れしてしまうと目に見える範囲だけではなく床下まで浸水してしまう場合があり、アパートやマンションでは階下に被害が及ぶ恐れもあります。

ご自宅だけではなく損害を与えてしまった近隣の方への修理費用などが高額になる可能性があります。

 

気を付けているつもりでも給水ホースの劣化、地震の影響など思わぬところで水漏れは発生します。

ほんの少しの心がけで防げるため、オートストッパーを過信せずに毎回きちんと蛇口を閉める習慣をつけるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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