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洗濯水栓にお湯は必要?

こんにちは。

稲冨設備株式会社です。

 

最近の日中は暑く、半袖で過ごしたくなる日が増えました。

が、やはり気を付けたいのが日焼け。

暑くても長袖、日焼け止めなど対策は必要不可欠です!

現場の職人さんたちも夏場は薄手の長袖で作業されてます。

暑い日は屋内外どちらにいても、こまめな水分補給を行い

熱中症対策をしてくださいね。

 

 

 

さて、先日は初めて器具付けを行っている現場に行ってきました。

新築の現場でしたので様々な職種の職人さん達が作業をされていました。

 

 

洗濯水栓の取付を行っています

 

 

多くのご自宅ではホース取付用のワンタッチ単水栓が多いです

しかし、今、新たにご自宅を建てられたりリフォームをされているご家庭では洗濯水栓にお湯と水が一緒に出る混合水栓を選ばれているご家庭が多くなっているように感じます。

洗濯にお湯はいらないのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、温度調整が可能な混合水栓に変えるとお洗濯のメリットがグッと増えるのです!

 

メリット

・洗濯物の汚れ落ちが良くなる

衣類に付着した皮脂汚れは40℃以上の熱で溶けやすくなるので、洗濯物についた頑固な汚れもキレイに落とすことができます

 

・洗濯槽の掃除がスムーズ

洗濯槽の中は湿気が多く、洗剤や汚れが残っていると雑菌が繁殖しやすくなります。その状態で洗濯を回してしまうと洗濯槽に残っている雑菌が衣類に付着して生乾き臭の原因になります。雑菌は熱に弱いため混合水栓のお湯を使うと洗濯槽の雑菌繁殖を抑えやすくなるのです。

ただし、50℃以上のお湯を使用しないように気を付けてください!

 

 

しかし、メリットがあるということはデメリットもあります。しっかりとデメリットも理解しておいてください。

 

 

デメリット

・洗濯物が色落ちしやすくなる

お湯で洗濯すれば、汚れは落ちやすくなりますが一方で色の濃い洋服や木綿性の衣類は色落ちしやすくなります。 色落ちを防ぐためには、これらの衣類は水洗いをしましょう

 

・光熱費が上がる

お湯を使用するため、電気代やガス代が上がります。

オール電化やエコキュート設置のお家はプランによっては夜間の電気代が安い場合は節約になります。しかし、水の温度を上げる以上どうやっても光熱費が上がるのは仕方ありません。

 

・電気温水器の場合湯切れになる可能性がある

電気温水器を使用されているご家庭では、洗濯のお湯は電気温水器のお湯でまかなうことになります。そうすると、洗濯で使用した場合お湯の消費量が多くなり、湯切れを起こす可能性があります。湯切れを起こすと、シャワーやお風呂でお湯が出なくなります。湯切れを防ぐために貯水タンクの容量を見直したりする必要が出てきます。

 

 

洗濯水栓に混合水栓を使用する際のメリット・デメリットをお伝えしてきました。これから新たに設置される方や考えていらっしゃる方にとって少しでも参考にしていただけたら嬉しく思います。そして、メリット・デメリットを十分に理解したうえで各御家庭に合った方を選んで設置してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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