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浴室の換気扇 正しい使用方法とは?

こんにちは。稲冨設備株式会社です。

まだまだ寒い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

こんな寒い日には、あったか~いお風呂で、のんびり癒しのバスタイムを楽しみたいものですね。

 

さて、そんな「くつろぎ空間」とも言えるバスルームですが、気密性が高く「カビ」や「ぬめり」「黒ずみ」など、汚れが溜まりやすい場所でもあります。

バスルームをいつも綺麗にしておくためには日々のお掃除と共に「換気」がとても大切です。

 

では皆さま。【浴室の換気扇】いつ、どのくらいの時間、回していますか?

 

今回のブログでは浴室の換気扇の正しい使用方法についてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

浴室の換気扇は24時間つけたままで!

 

当然ですが入浴後の浴室は壁も床も濡れてびちゃびちゃ。湯気がこもってサウナ状態ですよね。

そんな浴室ですが、入浴後に換気扇を回す方、多いと思います。

ではその換気扇、いつまで、どのくらいの時間つけているのが正解なのでしょうか。

 

実は、浴室の換気扇は 「24時間つけたまま」 が良いと言われています。

 

浴室は気密性がとても高く、湿気やカビが発生しやすい空間です。

これらを防ぐためには換気がとても有効です。入浴後に換気扇を回す方は多いかと思いますが、実は換気扇は「つけたり消したりを繰り返す」よりも「つけたまま」にしておく方が換気の効果が高いと言われています。

 

ここからは換気扇をつけたままにしておくメリットを3つご紹介します 。

 

 

 

 

 

カビの発生を抑える

 

カビは湿気の多い環境で発生します。

カビの発生を防ぐためには、浴室内の湿気を含んだ空気を外に排出し、乾いた状態にする事が大切です。

換気扇を回すことで浴室内の湿気が外に追い出され、乾いた空気を取り込み、浴室内の湿度を下げる効果があります。

 

しかし換気扇の効果が発揮されるのは換気扇を回している間だけです。

スイッチを切ってしまうと空気の流れが止まり、湿気がそのまま浴室内に残ってしまいます。

 

気密性の高い浴室内で空気の流れが止まると、すぐに高温多湿の空間となります。

意図せずカビの発生に十分な室内環境をつくり出してしまいます。

カビの発生を抑えるためには、換気扇は24時間つけたままで、浴室内を常に乾燥させておくと良いでしょう。

 

 

 

 

 

悪臭を防ぐ

 

浴室の排水口には髪の毛や石鹼カスが溜まりやすく、ぬめりや悪臭の原因となります。

狭い浴室内で一度悪臭が発生すれば、すぐに浴室内に「におい」がこもってしまいます。

24時間 換気扇が回っていれば、たとえ悪臭が発生したとしてもすぐに外部に排出され新鮮な空気と入れ替わるため、浴室内に「におい」が充満する心配はありません。

ドアを開けた瞬間の嫌な「におい」がなくなり、いつでも清潔な浴室を保つことができます。

 

 

 

 

 

木造住宅の傷みを防ぎ、寿命を延ばす

 

木造住宅は木材の柱を組み上げて建てられています。この木材は湿気に弱い性質をもちます。換気が不十分な環境を長年放置していると、当然壁の中の木材まで湿気の影響を受け、傷んでしまう場合もあります。構造部である柱が傷み、腐敗してしまうと家の寿命は短くなってしまいます。

常に換気をおこなうことで湿気をすぐに排出し、乾燥した状態を保つことが出来ます。

その結果、木材への影響を最小限に抑え、家の寿命を延ばすことにもつながります。

 

 

 

 

 

さて、ここまでは換気扇をつけたままにしておくべき理由についてご紹介しました。

 

新鮮な空気を循環させ、浴室内の環境を整えるための換気扇です。せっかくなら換気扇の効果も最大限、発揮されるように使用したいものですよね。

 

 

 

 

 

 

 

換気扇の効果を高めるためには

 

ここからは浴室で換気扇を効率よく使用するために気を付けたいポイントをご紹介します。

 

 

浴室をできるだけ密室にする

 

使用後の浴室は湯気が立つほど湿気がこもった状態です。

空気の入れ替えの為に換気扇をまわし浴室のドアや窓を開け放つ、と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でもそれ、ちょっと待ってください。

 

浴室内で換気扇をまわす際は、できるだけ密室にする方が良いとされています。

 

浴室の湿度が高い状態でドアを開けて換気扇を回すと、空気の流れが分散し、湿気が脱衣所の方に流れてしまうからです。

湿気が流れる事で湿度が上がり、今度は脱衣所の方までカビが発生しやすい状態になってしまいます。

 

ドアを閉めた状態で換気扇を回すことで浴室内の空気が循環され、湿気は換気扇を通って外に排出されます。空気の流れが出来る事で換気効率が上がり、浴室内の乾燥も速めることができます。

換気扇を回すときは、ドアを閉めて密閉状態にすることがポイントです。

 

ただし、空気を循環させるためには新しい空気の取り込みが必要です。

実は浴室のドアの上部か下部には「ガラリ」と呼ばれる隙間があります。

「ガラリ」とは、空気を取り入れる給気口のことです。この「ガラリ」から乾いた空気を取り込み、湿気が換気扇から外に排出されることで空気の流れができ、効率よく浴室内の空気を循環させるしくみとなっています。

この「ガラリ」を塞いでしまうと空気の流れが出来ず、うまく循環しなくなるため、塞がないように気を付けましょう。

もしもドアに「ガラリ」がない場合は、5㎝ほどドアを開け空気の入り口を作ってあげましょう。

 

 

 

 

 

空気の通り道を塞がないよう、清潔に

 

先ほど触れた「ガラリ」ですが、浴室内の空気の流れをつくる大切な役割を持つ場所です。

もしも、その「ガラリ」にほこりが溜まっていたり、カビで汚れていた場合はどうなるでしょう。

もしもカビだらけだった場合、換気のたびに菌を取り込む事になり、浴室内のカビの発生を促進してしまいます。

「ガラリ」は、ほこりが溜まりやすくカビも発生しやすい場所です。

浴室を清潔に保つためにも「ガラリ」を塞いでしまわないよう気を付け、ほこりやカビが発生しないよう、入浴後には軽く掃除をする習慣をつけると良いですね。

 

 

 

 

 

換気扇を清掃する

 

「ガラリ」から取り込んだ空気は浴室内の換気扇から外へと排出されます。

もしも換気扇のフィルターにほこりが溜まっていたとしたら、当然ですが上手く排気が出来ず空気が循環されません。さらにはフィルターにもカビが生えてしまい浴室内にカビの菌が広がってしまいます。

換気扇のフィルターはこまめに掃除するよう心がけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

ここまで浴室の換気扇の使い方と、換気効率を上げる使用方法についてご紹介しました。

24時間 換気扇を回すことで空気の流れを作り、カビの発生や悪臭を抑える効果があることがわかりましたね。

毎日使用するお風呂。ひとたびカビが発生すると掃除が大変ですよね。

ぜひ、今回のブログを参考に、浴室内の空気の循環を心がけてみてください。

いつも新鮮な空気の中で ゆっくり快適なバスタイムが楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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