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日本の水道水は飲めるの?

こんにちは。稲冨設備株式会社です。

皆さまの日常生活で欠かすことの出来ない「水」

日本の水道水には厳しい水質基準が定められており、世界的に見てもトップクラスの安全性であると言われています。

しかし、一部では「水道水をそのまま飲むと危険」「体に悪い」など、健康に対する影響が懸念されていることも事実です。

水道水の安全性が気になり、浄水器を導入すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、水道水の安全性と浄水器の必要性について調べてみたいと思います。

 

 

 

日本の水道水の安全性

まずは、日本の水道水の安全性について調べてみました。

日本水道協会によると「日本の水道水から確保した水であれば、どこの水を飲んでも問題ない」とされています。つまり、日本の水道水はそのまま飲用することが出来るという事です。

 

日本の水道水の水質基準は、水道法第4条に基づく水質基準に関する省令(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)により、定められています。
水道水は、この水質基準に適合するものでなければならず、水道法により水道事業体等に検査の義務が課されています。

また、その基準に加え、より質の高い水道水を供給するために「水質管理目標設定項目(26項目)」についても厳しくチェックされています。一部では塩素消毒による悪影響も懸念されていますが、人間の体に影響を及ぼさない濃度の塩素を使用しています。

 

 

 

水質基準項目と基準値(51項目)水質管理目標設定項目と目標値(27項目)

 

 

 

水道が普及していなかった時代は、生活に必要な水を川や井戸から直接くんでいたため、汚れや雑菌が入ることで不衛生になっていました。しかし、水道設備の普及や、厳格な管理基準が設けられたことで、今では誰もが家庭で安全な水を飲めるようになっています。

 

 

 

 

 

塩素消毒による影響

厳しい水質基準のもと、安全に飲むことが出来る日本の水道水ですが、中には塩素の使用による匂いや味が気になる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。水道法に則り、残留塩素の基準は決められていますが、やはり独特のカルキ臭を感じたり、水道管の劣化に伴い、赤さびなどの不純物がごく微量ですが混じってしまう可能性があります。

では、どうすればおいしい水が飲めるのでしょうか。

 

 

 

 

水道水をおいしく飲む方法

水道水は、冷やしたり、一度沸騰させたりすると飲みやすくなります。

一般的に水をおいしいと感じやすいのは、体温よりも20~25℃低い温度とされています。

水道水を10~15℃に冷やすとよいでしょう。

また、一度沸騰させることによりカルキ臭が軽減します。

カルキ臭は、汲み置きしておく事でも抑えられます。残留塩素を時間をかけて蒸発させるためです。翌朝飲む水を前日の夜に準備しておく事もおすすめです。

ただし、残留塩素を取り除いた水は「殺菌」の効果がないため、できる限り早めに飲み切るようにしましょう。

 

 

 

 

浄水器のメリット

独特なカルキ臭が苦手な方。上記のような工夫をして水道水を飲むことも出来ますが、中には浄水器を検討される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは浄水器を設置するメリットを見ていきましょう。

 

 

水道水の気になるニオイを軽減できる

赤サビなどの不純物をろ過できる

有害物質を少なくできる

 

 

浄水器の設置には上記3つのメリットがあります。

 

 

 

 

水道水の気になるニオイを軽減できる

 

浄水器を設置すると、水道水の気になるニオイを軽減できます。

水道水のニオイとして代表的なものに「カルキ臭」があります。このニオイの原因は、水道水の消毒に使用されている塩素です。消毒に使用されている塩素は人体に影響がない量に抑えられていますが、このニオイが水道水に残ってしまう場合があります。また、消毒のための塩素と水中のアンモニアが反応することでも、同じようなニオイを発生させると言われています。

浄水器は、ニオイの原因となる残留塩素、カルキ臭を取り除いてくれるので、より美味しい水を飲めるようになります。

 

 

 

 

 

赤サビなどの不純物をろ過できる

 

浄水器を使用して軽減できるのは、ニオイだけではありません。浄水器は、水道水に混ざってしまった赤サビなどの不純物をろ過できるというメリットもあります。

先述したように、日本の水道水はそのまま飲んでも安全です。しかし、給水管の老朽化などで、赤サビなどの不純物が混じってしまう可能性もゼロではありません。浄水器は活性炭や中空糸膜のフィルターを使用して、こうした不純物を取り除くことが可能です。万が一赤サビなどの不純物が混ざっても、浄水器を設置しておけば安心です。

 

 

 

 

 

有害物質を少なくできる

 

浄水器には、水道水中のトリハロメタンを除去・減少できるというメリットもあります。

水道水の原水となる河川などの水を塩素消毒する際、塩素と水中の有機物が反応して「トリハロメタン」という物質が発生してしまいます。トリハロメタンは発がん性が疑われる物質ですが、先述した水道水の水質基準51項目で、人体に影響がない量以下に抑えるよう定められています。(0.1mg/L以下)なので、基本的にはそのまま水道水を飲んでも安全です。

しかし、中には「そういう物質はできれば体に入れたくない」という人もいるでしょう。浄水器を使えば、トリハロメタンを減少・除去できます。より水の安全性にこだわりたい人に、浄水器はおすすめです。

 

 

 

 

 

まとめ

ここまで日本の水道水の安全性と浄水器の必要性について調べてみました。

私たちの生活に欠かすことの出来ない「水」ですが、ご自宅の水道水は厳しい水質基準に基づいた水質管理のもと供給されているもので、そのままでも安全に飲むことが出来る、という事がわかりましたね。

においや不純物・有害物質などが気になる場合には浄水器を活用し、より「安心・安全」そして「おいしい」水にすることが可能です。

水道水よりも上質の水をご希望の方は、より良い暮らしへのステップとして、浄水器の導入を検討されてみても良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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