お風呂で疲労回復! 正しい入浴方法とは?
こんにちは。稲冨設備株式会社です。
早いもので もう2月も終盤ですね。年度末も近づき、お仕事や学校、家事・育児など、毎日忙しく過ごされていませんか?
みなさま、毎日、本当にお疲れ様です。
私も日々、仕事や家事に追われながらバタバタと動き回り、日付が変わった後に ようやくベットに倒れ込むという毎日です。
夜はしっかり眠っているはずなのに……
朝 起きた瞬間から「なんかつかれてるな」と感じること、ありませんか?
実はそれ、毎日のお風呂で改善できるかもしれません。
毎日の入浴は身体の汚れを落とすだけではなく、リラックスやリフレッシュのため、そして健康維持のためにとても大切な時間です。
そんな「入浴」ですが、適切な入り方があります。
間違った入浴方法では、疲れが取れないままだったり、かえって体の負担になってしまい、余計に疲れてしまう、なんてこともあるそうです。
そこで今回は、快適な入浴の仕方について調べてみたいと思います。
いつも通りの入浴方法ではなかなか疲れがとれない、と言う方。
一日の疲れをゆっくり癒し、すっきりリフレッシュできるようなバスタイムを目指しましょう!
入浴が身体にあたえる良い影響
まずは入浴する事で身体にあたえる良い影響についてご紹介します。
血行促進
温かいお湯につかることで血管が拡張し、全身の血の巡りがよくなります。
その結果、筋肉のコリをほぐし、身体の緊張を和らげる効果があります。また、冷え性の改善やむくみの解消にも繋がります。
疲労回復
温かいお湯につかることで副交感神経を刺激し、ストレスを軽減します。1日の疲れを癒し、安眠効果も期待できます。
デトックス効果
体温を上げることで発汗を促し、身体の中に溜まった老廃物を体外に排出します。皮膚が温まると毛穴が開き、中に詰まった皮脂や汚れが取り除かれ、肌の健康を保つ効果があります。
リラックス効果
湯船に浸かることで体温が上昇し、心身ともにリラックスできます。香りのよい入浴剤を入れたり、お気に入りの音楽を流せば、さらに癒し効果がアップするでしょう。
正しい入浴方法
入浴前
・水分補給をする
入浴中は体温が上がり発汗が促進されます。気づかないうちにたくさんの汗をかいているので、脱水予防のため、入浴前後には水分補給を心がけましょう。
・先に身体を洗う
湯船に入る前にシャワーで体の汚れを落としましょう。
表面の汚れを落としておくことで湯船を清潔に保つ事が出来ます。
・食後は1時間ほど時間を空けて入浴
食後すぐの入浴は消化の妨げになるため、食事のあとは少し時間を空けて入浴するほうが良いでしょう。
足湯から始める
まずは足先からお湯に浸けて徐々に体温を上げていきます。特に寒い時期や冷え性の方はゆっくり体温を上げることを心がけましょう。
半身浴で身体を慣らす
腰から下を浸ける半身浴を3〜5分程度おこない、全身をお湯に慣らします。この際、肩が冷えないようにタオルをかけると良いでしょう。
全身浴を行う
最後に肩までお湯に浸かります。心臓に負担をかけないよう、深呼吸をしながらゆっくりと入浴しましょう。
入浴は就寝1~2時間前に
人の身体は体温が下がることで眠気を感じるようにできています。入浴後1~2時間が経過すると、一時的に上がっていた体温が下がり睡眠が促されます。また入浴することで副交感神経が優位になり、脳の興奮を静め、身体の緊張をほぐしてくれるため、眠りにつきやすくなります。
設定温度の目安
お湯の温度は身体への影響やリラックス効果などを考慮して設定することが大切です。
疲労回復や血行促進を優先したいとき
今日はとくに疲れているな、と感じるときはこちらがおすすめ。
40~42℃のやや熱めのお湯が適しています。しっかりと体の芯からぬくもり、手足の先まで血の巡りがよくなります。
ただし、高温での入浴は身体への負担も大きいので長時間の入浴は避け、湯船に浸かる時間は5~10分程度にしましょう。
リラックスしたいとき
ゆっくりと体を癒したいときはこちらがおすすめ。
38~40℃程度の少しぬるめかな、と感じるくらいの温度です。
副交感神経が刺激され、リラックス効果が高まります。
ぬるめのお湯の場合では15~20分程度が理想的な入浴時間と言われています。
のぼせを防ぐために気を付けること
・入浴中に冷たいタオルを額に乗せる。
・時折湯船から出て深呼吸をする。
・入浴後に水分補給を忘れない。
入浴時におすすめのアイテム
正しい入浴方法に加えて、アイテムを活用することでさらに効果を高めることができます。
入浴剤
香りやさまざまな成分が含まれた入浴剤を使えば、リラックス効果や肌への保湿効果が期待できます。
種類により効能が違うので、その日の体調や気分で選ぶのもいいですね。
○炭酸ガス系:血行促進、肩こり改善
○ミルク系:乾燥肌対策
○ハーブ系:リラックス効果
アロマキャンドル
浴室にアロマキャンドルを置くこともおすすめです。視覚と嗅覚の両方が刺激され、リラックス効果をより高めます。
防水スピーカー
お好みの音楽を聴きながら入浴するのも良いでしょう。心身ともにリラックスし、心地よい時間を過ごせます。
入浴後のケアも忘れずに!
入浴後に身体のケアを行うことで、リラックス効果やリフレッシュ効果をさらに高めることができます。
水分補給をする
入浴中は思った以上に汗をかいているため、体内の水分が不足しがちです。入浴後には水やスポーツドリンクなどでしっかり水分補給をしましょう。
保湿ケアを行う
入浴後は肌が柔らかくなっているため、浸透力が高まります。乾燥予防のためしっかり保湿剤を塗って、肌のうるおいを保ちましょう。
ストレッチをする
入浴後は筋肉の緊張がゆるむため、柔軟性が高まりほぐれやすくなります。軽いストレッチを行うことで血行がさらに促進され、疲労回復やむくみ解消に効果的です。
まとめ
ここまで、正しい入浴方法についてご紹介しました。
正しい入浴方法を取り入れることで疲労回復だけではなく、健康維持やストレスの軽減、美容効果にも良い影響を与えます。
忙しい日常の中のほんのわずかな時間でも、質の良い入浴方法を取り入れることで心身ともにリフレッシュできます。
今回ご紹介した正しい入浴方法や適切な入浴時間を実践し、疲労回復やストレス軽減を実感してみませんか。
ぜひ、癒しのバスタイムを手に入れ、日々の暮らしをより快適なものにしてください。
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