水道工事も色々あります!現場では何してるの?
こんにちは。稲冨設備です。
3月に入り温かい日も増えてきましたね。
当社の周りでも田畑のあぜ道や線路沿い、川沿いの土手などには色鮮やかな菜の花が咲き始め、風に揺れる様子が目に入るようになりました。
花粉や黄砂が辛い季節ではありますが、やはり ぽかぽか陽気だと気分も明るくなります。
春はもうすぐそこまで来ていますね。
さて、今回は私たちのホームページに「職人さんの現場日誌」というカテゴリーを作ってみました。
その名の通り、現場の職人さんの日常についてのブログです。
現場の作業に集中するあまり作業途中の写真は忘れがちではありますが、職人さんたちが日々どんな工事をしているのか、気ままに発信していきたいと思います。
建築現場では水道工事以外にも、たくさんの業種の職人さんが作業をされていて、工事が進んで行く様子を見ていると勉強にもなりますし、とても楽しいものです。
そんな現場の様子についてです。
実は当社は、代表自身も現役の職人です。
毎日作業服を着て、長靴を履き、自らトラックを運転して現場に出ます。
(毎日長靴はないですね。言い過ぎました、すみません ^^;)
打ち合わせや見積もり、検査立ち合いなども もちろんありますが、ほぼ毎日現場へ出ています。
そんな代表を含めた現場の職人さんたちの作業風景です。
給水管の設置、接続
こちらは建設業者様からご依頼を頂きました新築工事の現場です。
給排水設備の工事申請から配管工事、器具付け、接続、検査までの工事一式を請け負っています。
さて、何の作業をしているのでしょうか。
こちらは外回りの給水管の設置、接続作業です。
給水管にも色々な種類があり、管径や素材などその施工場所や環境によって最適な管を接続していきます。
建物内部と外部でも使用する管が違います。
今回の画像は水道メーターから建物横を通るHI-VP管を繋ぎ、建物からの距離と深さを測っているところですね。
ちなみにHI-VP管とは、耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管の略で、衝撃に強く弾力性に富んだ丈夫な素材で作られている管です。
配管に使われるパイプには様々な種類があり、用途や施工場所、耐熱、耐圧などの条件により使い分けられています。
通常のVP管はHI-VP管に比べると衝撃に対する強度が若干弱く、特に低温時は割れやすくなるなどのデメリットがあり、寒冷地での使用や外部からの衝撃などにより破損してしまう可能性があります。
そのため埋設の位置が浅く外圧がかかりやすい外回りの給水管には、このHI-VP管が施工される事が一般的です。
エコキュート設置、接続
こちらはエコキュートへと給水管を繋いでいるところですね。
青い管がメーターから給水管を通ってきた水。
ピンクの管がエコキュートで温められたお湯が通る管です。
なるほど、わかりやすいですね。
接続後、水圧計できちんと水圧を測り、問題なく水が供給されることを確認しています。
キッチン蛇口 取り替え
これはまた別の現場での様子です。
キッチンの水栓器具の取り換えの様子ですね。
「キッチンの蛇口から水漏れがあり交換してほしい」とのご依頼を頂きましたので現場を確認したところ、水栓器具が劣化し給水管との接続部分から水が溢れ、壁の方まで水が漏れている状態でした。
もちろん、そのままでは使用出来ません。
一旦水を止め、既存の水栓器具を外し給水管の方にも問題がないか確認をします。
幸い給水管自体には問題はなく、接続部分より末端の水栓器具の劣化によるものでしたので、水に濡れてしまい傷んだ部分の補強をおこない新たな水栓器具を繋ぎました。
水漏れも止まり修理完了です。
問題なくご使用いただける状態になりました !(^^)!
水回りの工事に大きい小さいは関係ありません。
どちらの場合も何か問題がおきれば水が使えない状態となり、とても不便なものです。
お客様の安心されたお顔と、お心のこもったお礼の言葉に、当社職人も笑顔になりました。
ありがとうございました。
また何かありましたら、お気軽にご相談くださいね。
職人さん、今日も現場作業、お疲れ様でした。
それでは、本日の現場日誌はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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