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簡単きれい!頑固な水垢はこれで落とす!

こんにちは。稲冨設備株式会社です。

日中、少しずつ暖かい日が増え、春の足音が聞こえてきそうな今日この頃ですね。

 

暖かくなると家中お掃除してスッキリきれいにしたい!なんて気分になりませんか?

私自身も毎日、出来る所を少しずつお掃除しているのですが、思うように落ちず困ってしまうのがキッチンや浴室の頑固な「水垢」です。

拭いても、磨いても、擦っても……うろこ状の水垢が全然とれない!なんて事ありますよね。

 

そこで今回のブログでは、頑固な水垢の簡単な「お掃除方法」についてご紹介します。

 

 

 

     

 

 

 

 

 

水垢の正体、できる原因とは

 

そもそも「水垢」って、何処からの汚れで、何が原因でつくのでしょうか。

なかなか落ちない水垢ですが、実は原因は「普通の水道水」なんです。

普段何気なく使用している水道水ですが、その水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分と言われる物質が含まれています。

蛇口まわりやシンクに残った水分は時間が経てばやがて蒸発しますが、その際にミネラル成分は残ります。

その残ってしまった成分が「濡れる→蒸発する」を繰り返すことで白いウロコ状の目に見える水垢汚れに変化するのです。

 

水垢はスポンジなどでこすっても乾燥すると再び浮き上がってきてしまい、そのまま放置してしまうと どんどん積み重なって頑固な汚れとなってしまいます。これはなかなか厄介ですよね。

 

今回のブログでは、その厄介な水垢をきれいに落とす裏ワザをご紹介します。

 

 

 

 

 

水垢を落とすためには

 

先述したように、水あかの成分はミネラル分です。実はこのミネラル分、酸性に弱いという性質を持っています。

この弱点を理解していれば、どんなにこすっても落ちなかった水垢が驚くほどスルッと落ちるようになりますよ。

 

ここからは水垢を落とすためのポイントを2つご紹介します。

 

 

①「酸」で溶かして落とす

 

水垢は「アルカリ性」の性質を持つ汚れです。その汚れを落とすためには「酸性」の洗剤が有効です。

アルカリ性の汚れに酸性の洗剤を使えば、互いの性質を打ち消し中和することで汚れをふやかすことが出来ます。

あとは軽くこするだけで綺麗に落とせますよ。

「水垢にはお酢やレモン」と聞いたことがあるかもしれませんが、これは「酸性」の性質で中和されるためです。

 

 

 

②硬いもので削り取る

 

水垢は頑固にこびりつく硬い汚れだと思われがちですが、実はそれほど硬い汚れではありません。

「研磨作用のあるスポンジ」や「顆粒の入った洗剤」などを使えば表面が削られ、汚れを落とすことが出来ます。

しかし、研磨剤でこすり落とすため、表面に微細な傷が残る可能性があります。微細な傷が増える事で汚れが溜まりやすくなったり、カビの菌が付着してしまうおそれもあります。

削り取る方法は、①の酸で溶かし落とせなかった場合の次の手段として選択肢に加えるのがおすすめです。

 

 

 

 

 

水垢の落とし方 「酸」で溶かす方法

 

まずは「酸」で溶かし落とす方法からご紹介します。

もっとも基本的な方法は「クエン酸」を使う事です。

クエン酸は自然由来の安心安全な成分で、キッチンや洗面所、お風呂、電気ケトルなど、水垢がついたものなら何にでも使えるのが特徴です。

 

 

 

クエン酸で落とす

 

①クエン酸水をつくる

 クエン酸 小さじ1 と 水 200ml を混ぜ、クエン酸水を作ります。

 

 

②キッチンペーパーに含ませ、汚れ部分に貼りつける

 キッチンペーパーをクエン酸水に浸し、気になる部分に貼りつけます。スプレーボトルなどに入れて吹きかけることも出来ます。 

 

 

③放置する

 1時間ほどそのままの状態で放置します。汚れが中和されふやけるのを待ちます。

 

 

④キッチンペーパーなどで擦りおとす

 貼りつけていたキッチンペーパーやスポンジなどで擦りながら落とせば完了です。

 

 

 

 

 

市販の酸性洗剤で落とす

 

クエン酸を使用しなくても市販されている酸性洗剤でも落とすことができます。

商品裏側にある成分表を確認し「酸性」のものをえらびましょう。

気になる部分に吹きかけ、数分待ってからスポンジなどで拭き上げると綺麗に落とせるでしょう。

 

 

 

 

酢やレモンで落とす

 

     

 

わざわざクエン酸や洗剤を買いに行くのは面倒、と感じる皆さま。

実はご家庭にある「お酢」や「レモン」でも水垢を落とすことが出来ます。

 

お酢やレモンは酢酸(さくさん)と呼ばれる酸性の成分を含んでいるため、水垢を落とすことが出来ます。

基本の方法はクエン酸を使用する場合と同じですが、酢やレモン汁の場合は薄めずに原液のまま使用して大丈夫です。

キッチンペーパーに含ませて水垢が気になる部分に貼りつけ、上からラップなどで覆います。

そのまま1時間~2時間ほど放置して水垢が分解するのを待ちます。その後スポンジなどで優しく擦る事で頑固な水垢も綺麗に落とせますよ。

ただし、表面の加工状態によっては腐食する恐れがあるので、洗浄後はお酢やレモンの成分が残らないよう、しっかりすすぎましょう。すすいだ後は綺麗に拭き上げ水滴を残さないことが大切です。

 

※ お酢を使用する場合は「糖分」が入っていないものを選びましょう。またニオイがきついので換気しながらの作業をおすすめします。

 

 

 

 

 

 

水垢の落とし方 硬いもので削り取る方法

 

クレンザーで落とす

 

洗面台やシンクなど、水を流しやすい場所では『ジフ』などのクレンザーを使うことも出来ます。

クレンザーは小さな粒を配合して洗浄力を高めた洗剤です。こすると顆粒が水垢に絡みつき、汚れをはがし取ってくれます。

スポンジにクレンザーをふりかけ、円を描くようにやさしくこすりましょう。泡立てないようにゆっくりとこすることで顆粒がスポンジに吸い込まれず、研磨の効果が高まります。最後にキレイに洗い流し、よく水分を拭き取ったら完了です。

 

 

 

 

 

市販のお掃除グッズで落とす

 

水垢をキレイに落とすための市販の商品も多数販売されています。

 

 

・ダイヤモンドパット

 

『ダイヤモンドパッド』はスポンジの表面に人工ダイヤモンドの研磨材がついた掃除道具です。クレンザー等の粒子で汚れを削り取るよりも、物理的に汚れを落とす能力が高いのが特徴。磨くところを水で濡らしながら、くるくる円を描くようにこすると水垢がスッキリ落とせます。

 

 

・水垢とりダスター

 

『水垢とりダスター』はアクリル製の硬い素材が使われており、洗剤を使わずに水垢をこすり落とせるお掃除グッズです。水垢に効く酸性洗剤を組み合わせて使用すれば相乗効果でより綺麗に汚れが落ちますよ。

 

 

・メラミンスポンジ

 

『メラミンスポンジ』は水垢よりも硬い樹脂でできていて、研磨作用が高いのが特徴です。顆粒の入っていない歯磨き粉を少量塗り、メラミンスポンジでこするのも効果的。最後に水分が残らないようにきれいに拭き取れば完了です。

 

 

 

 

 

アルミホイルを使う

 

さらにピカピカにしたい場合には、アルミホイルを活用するという方法もあります。

シャワーの蛇口部分などを水でぬらし、アルミホイルの光っている方で磨くのがおすすめです。アルミホイルは一度くしゃくしゃに丸めて、やさしく撫でるように磨きましょう。

 

※アルミホイルと水あかが化学反応を起こし水が黒くなるので、手袋を着用することをおすすめします。

 

 

     

 

 

 

 

 

普段使う洗剤を「酸性」に

 

お風呂は水垢ができやすいので、普段使いの洗剤を「酸性」のものにしておくと便利です。

たとえば『スクラビングバブル 浴室・浴槽洗剤 強力バスクリーナー』など。

こちらは除菌・防カビ・消臭効果を兼ね備えた万能洗剤です。酸性で水垢や石鹸カスがキレイに落ちるため、普段からこまめに使用することで、水垢が積み重なることを防ぎます。

 

 

 

 

水垢は「濡れたら拭き取る」で徹底予防!

 

ここまで水垢の掃除方法についてご紹介しました。

いつも水垢取りに苦戦していた方は、ぜひ試してみてください。頑固な水垢がキレイに落ち、驚くほどピカピカになりますよ。

ただ、水垢ができた後の対処では掃除の手間がかかることに変わりはないので、普段から水垢がつかないよう予防することが大切です。

 

・水分はこまめに拭き取る

・普段から「酸性」の洗剤を使用する

・「ついで掃除」をこころがける

 

水垢を防ぐ一番の予防方法は「使ったあとに水滴を残さない」ことです。

乾く前に拭き取ってしまえばミネラル成分が残らず、水垢ができにくくなります。歯磨きのついでにサッとひと拭き。食器洗いのついでにサッとひと拭き。お風呂のついでにサッとひと拭き。

念入りに掃除をしなくても何かのついでに「軽くひと拭き」を毎日の習慣にするだけで、いつもピカピカな状態を保てるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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