トイレリフォームと造作洗面台
こんにちは。稲冨設備株式会社です。
みなさま、今年の桜はご覧になりましたか。
私(事務員A)は今年も夜桜見物に行ってきました!
4月上旬。まさに満開のタイミング。
向かった先は「日本のさくら名所100選」および「日本の歴史公園100選」にも選定されている小城市にある小城公園です。
園内にはおよそ3000本の桜の木が植樹されているそうです。
少し遅い時間でしたが、天候にも恵まれほぼ満開のタイミングだった事もあり、たくさんの方が夜空に浮かぶ桜の花を見上げていて、とても賑わっていました。
ぼんぼりの灯りに照らし出された桜の花が暗闇の中に浮かび上がり、とても幻想的な空間をつくり出していて、日々変わりゆく四季の美しさを改めて感じる瞬間です。
毎年のことですが、やはり心が洗われるような、清められるような。そんな気分になりました。
また来年もこの目で見たいと心から思える景色ですね。
今年も家族でゆっくりと桜を眺める時間が持てたことに本当に感謝です。
さて、事務員Aの余談はここまでとしまして。
本日の「職人さんの現場日誌」へと参りましょう。
トイレリフォーム
今回はトイレと洗面台のリフォーム工事のご依頼です。
建築業者様を通してご依頼を頂きましたお客様。
もともとは男性用の小便器と洋式便器が壁を挟んでふたつ並んでいたトイレでした。
ご依頼の内容は
男性用の小便器を撤去し、あいだにあった壁やドアを取り払い、新たに壁を作りひとつの個室としたい。
洋式便器を以前とは向きを変えて設置したい。
そして個室の外側に造作の洗面台を設置したい。というリフォーム工事です。
トイレ撤去
まずは既存の器具を取り外します。
給水管が繋がっている部分なのでタンク内の水が周囲に溢れ出すことのないように慎重に作業を進めます。
壁・床の張り替え
今回はタイル張りだった床や壁も変更となる大掛かりな工事の為ここからは大工さんの作業です。
既存の壁と床を取り壊し、新たに変更となる部分の壁と床を作っていきます。
窓の位置はそのままに、窓枠を新たにつくられていますね。
床板や壁紙を貼り整えていけば、まるでまったく別の部屋へと生まれ変わったようですね!
大工職人さんのお仕事は素晴らしいもので、このビフォー・アフターの画像を見ただけでも大きく変化している事がわかります。
職人と呼ばれる方々の技術は本当にすごいですね。
もちろん大工さんだけではなく、現場ではクロス屋さんや建具屋さん、電気屋さんなどたくさんの職人さんが関わっています。
もちろんその中には当社の給排水設備の職人も含まれます。
それぞれの場面に応じて細やかに連携を取りながら綿密な打ち合わせを重ねて作業を進めていきます。
建築現場ではたくさんの職種のプロがチームとなり一丸となって作り上げていくので、その一員として作業に携わる事が出来るのはとても誇らしい事ですね。
さて、そうして新たな壁と床が完成しました。
男性用の小便器と洋式便器に分かれていた空間がひとつの個室として生まれ変わりました。
洋式便器の設置
ここに以前とは向きを変えた洋式便器を設置します。
給水管、排水管の位置も変わりますので新たに設置位置に合わせて配管し繋いでいきます。
雰囲気もガラリと変わりまったく別の場所のようですね!
一枚板カウンターで造作洗面台
次に個室の外側。手洗い器具の設置です。
今回はいわゆる造作洗面台と呼ばれる仕様です。
既製品の洗面台の設置ではなく、こちらのお宅では趣ある一枚板の美しいカウンターを取り付け、置き型の洗面ボウルを設置されました。
このような仕様は近年とても増えています。
家の間取りや幅、高さに捕らわれず、洗面ボウルや収納棚などを自由に組み合わせられるのが造作洗面台のいいところ。
洗面ボウルもさまざまな色・形・デザインがありますので、家の雰囲気や生活環境に合わせてお客様ご自身の使いやすい大きさのものや、設置する棚の収納力など、お好みに合わせて選ぶのも楽しいですよね。
カウンター・洗面ボウル 取り付け
一枚板カウンターに給水の蛇口と洗面ボウルを設置しました。
ですが、まだ床は開いています。
これはまだ給水管と排水管が繋がっていない状態ですね。
ここから床下を通っている給水管を蛇口へと接続し、排水口から排水管へと繋いでいきます。
造作洗面台 完成
給水管と排水管をそれぞれ繋いで完成です!
和の雰囲気を感じる趣のある一枚板のカウンターですね。
とてもおしゃれでご自宅全体のテイストにもとてもマッチした洗面台となりました。
現場の職人はこうして他業種のたくさんの職人さんと共に、みなさまの快適な暮らしのサポートが出来るよう日々頑張っています。
リフォーム工事や器具のお取替えをお考えのみなさま。
どうぞお気軽にご相談ください。
それでは本日の「職人さんの現場日誌」はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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