便座・タンクの取り替え
こんにちは。稲冨設備です。
3月も半ばを過ぎ暖かい日も随分増えてきました。
そろそろ全国各地で桜のつぼみも膨らみ始めた様子ですね。
今回このブログを担当しています私(事務員A)はお花見が大好きです。
特に月明かりや提灯に照らされて ほんのり浮かび上がる夜桜が好きで、毎年家族で小城市にある小城公園へ夜桜見物に出掛ける事を楽しみにしています。
毎年たくさんの出店が軒を連ね多くの花見客で賑わう地元では有名な桜の名所で、綺麗に整備された公園と提灯に照らし出される桜並木がとても美しい場所です。
今年ももうすぐでしょうか。開花が待ち遠しいです。
さて、余談はさておき。
本日の「職人さん日誌」に参りましょう。
今回はトイレの便座・タンクの取り換え工事を担当させて頂きました。
便座・タンクの取替え
今回のお客様は他業種の業者様を通してご相談を頂きました。
詳しくお話をお伺いしたところ、
「トイレのタンク内の水が止まらずチョロチョロと出続けていて困っているので、修理または交換をしたい」とのご依頼でした。
早速、代表自らが現場確認に向かいます。
確認させて頂いた所、原因はタンクの経年劣化による内部破損でした。
トイレや洗面台などの給排水器具は長く使える物ではありますが、使用年数を重ねれば経年劣化はどうしてもあります。
使用状況やメンテナンスによってさまざまではありますが、メーカー様の方でも10年~15年ほどが交換時期の目安と言われています。
現場ではどのような不具合がおきているのかを確認し、可能であれば故障個所を部分的に交換したり、もしくは器具本体をまるごと交換する、などの工事をおこないます。
今回のお客様のケースではトイレの土台部分には問題はなくタンク内部の不具合ということで、器具のメーカー様に問い合わせをおこない部分交換が可能なケースであるか、部品はあるかの確認をして頂き在庫を探してもらったところ、便座とタンクのみの交換が出来る事がわかりました。
お客様に現状の故障個所の説明をおこない、相談の上で今回は土台はそのまま残し上部の便座とタンクのみを交換する、という事に決まりました。
(部分的な交換の可否は状況により異なります。その時の不具合の状態や使用されている器具により部分交換は出来ず本体まるごと交換となる場合もあります)
取り替え前
取り替え前の画像がこちらです。
見た目はとても綺麗な状態ですが、確かに排水レバーに触れていない状態でもタンクから便器の方へと微量の水が流れ続けていました。
便座・タンク取り外し
それでは早速取り替える便座とタンク部分を外していきます。
給水管から繋がる部分となりますので取り外す際に水が溢れ出す事がないように慎重に作業をおこないます。
便座とタンク部分を取り外しました。
土台に破損個所や異常がない事を確認した上で次は新しい器具を取り付けていきます。
器具を取り付け完成
設置後は新しいタンクへと給水管を繋ぎ直し、タンク内へ問題なく水が送られているか、しっかりと排水管へと流れていくかを確認します。
こうして無事に交換が完了しました。
土台となる本体部分はそのままですが上部が変わりましたのでトイレ本体をまるごと交換したようにも見えますね。
気にされていた水の流れも止まり問題なく使用できる状態になりました。これで安心です。
トイレの器具交換と言っても今回のような故障個所の部分交換であったり、本体まるごと交換であったりとケースバイケースです。
最近の器具は節水型のものやタンクレスタイプのものなども多くありますので、故障ではなくてもトイレ本体の交換を希望されるお客様もたくさんいらっしゃいます。
まずはお客様のご希望をお伺いし、現場の状況や必要な作業を確認するとともに、メーカー様や販売店様へと問い合わせをおこない、可能な限りご希望に添えるようなご提案をさせて頂いています。
水回りリフォームをお考えのみなさま、どうぞお気軽にご相談ください!
今回の職人さん日誌は、トイレの便座・タンクの取り換え工事の様子でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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